■電子レンジでチン！陶芸の新兵器登場！？

“七輪で陶芸”というのも驚きですが、ついに出ました“電子レンジで陶芸”！

しかも、ちゃちなモノではないようです。ちゃんと１２５０度で焼き上げる本格派。
といっても、当然のことながら普通の電子レンジでは無理な話。

今回、松下電器産業が発表した「マイクロ波陶芸窯」が、その正体です。

電子レンジの原理であるマイクロ波を応用して、1250℃まで約３時間で高速昇温させ、短時間での焼成が可能とのこと。
もちろん、素焼き・本焼き・上絵焼成ができるばかりか、乾燥もOK。乾燥に要していた時間（１週間から１０日くらい？）が約６時間で済み、乾燥・素焼き・本焼きという全工程が洗濯機並みのボタンをポン！でできるスグレモノ。これならサルにもできそう…
しかも、パソコンとつなげれば焼成データも記録可能とくれば、これはすごい！

仕様を見ると、外寸がほぼ８０cmの立方体。ふむふむ、一般家庭でも置き場所には困らない大きさのようです。
窯の内寸は３０cm強というところなので、大物には向きませんが、私のさる君ならそこそこまとめて焼けます。
電源は、単相：200V 60A／三相：200V 60A。…２００Vとなると、契約を変えなきゃならないですな。

１２月の発売に先駆けて、８月３日まで、１５名限定でモニター販売募集中。希望小売価格１５７万５千円（税込み）の半値くらいで導入可能です。
応募したいけど「一般の人お断り」って、これなに？
「陶芸家」と名乗っちゃえばいいのかな？